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【成功哲学】夢や目標を叶えられる人の習慣「先に損をする」

はいどうも。

またまた前回に引き続きの「夢や目標を叶えられる人の習慣」について書いていきます。

前回の記事はこちら

 

narukami-biz.hatenablog.com

 

 

はじめに

先に損をするといってピンと来た方がいらっしゃれば、その方はすでに成功しているもしくは成功に近い位置にいるのではないのでしょうか?

いきなり先に損をするといわれても何を言っているのかまったく分かりませんよね?

私的には先に損をするということは「この世界の真理」なのではないのかな?と思っております。

どういうことなのかを徐々に紐解いていこうかと思います。

Twitterなどでよく見るフォローRTでプレゼントも同様の原理ですよね。

 

返報性の原理

返報性の原理という言葉は聴いたことはありますか?

心理学的なお話になりますが、

誰かに嬉しいことをされると、その相手に良いことを返したい気持ちになる

誰かに嫌なことをされると、その相手に悪いことを返したい気持ちになる

という心理効果のことです。

 

簡単な言葉で言うと「自分に良いことをしてくれる人は好きになる」、「自分に嫌なことをしてくる人は嫌いになる」とても自然で当たり前のことですね。

皆さんにも経験があるかとは思いますが、「何かをタダでもらった際に、悪い気持ちがするから何かを返したくなる」、そのときの心理状態のことです。

 

人は自分を映す鏡

人は自分を映す鏡とも言いますが、返報性の原理を踏まえた上で言いますと、「自分が相手を見た際に、自分の瞳に映る相手の態度は、自分が相手にしている態度」と言えるのではないかと思います。

 

自分から見たときの相手の状態と、相手から見たときの自分の状態、これって同様な状態に近づくと思いませんか?

そういう経験ってありますよね?

 

先に損をする

信頼関係をお金で買う

少しオーバーな表現になりましたが、次のシーンを思い浮かべてください。

たとえば「あなたと仲の良いAさんはいつも会うたびにジュースをおごってくれる」とします。

その時のあなたは「この人良い人だな」とか「いつも悪いな、今度お返ししないとな」等、Aさんに対して「好意的な感情」を抱いたり、「いつか返さないとな」と思いませんか?

 

Aさんは先に金銭的な損をして、あなたの信頼を得ている」という状態です。

 

信頼関係を人柄で構築する

次に「あなたと仲の良いBさんはいつも会うたびに自分の愚痴を聞いてくれる」とします。

ジュースの例と同様、Bさんに対して「好意的な感情」を抱きませんか?

 

Bさんは先に人間的な損をして、あなたの信頼を得ている」という状態です。

 

金銭面のお話と傾聴のお話ですが、通じるものがあると思いませんか?

人間誰しも金銭的に損をしたくないと思いますし、人の話を聴くよりも自分の話を聴いてほしいと思うものです。

 

人間には承認欲求というものがありますので、「自分の話を聴いてくれたり、自分について興味を持ってくれる相手に対しては好意的になったり、心を開きやすくなった」経験はありませんか?

 

情けは人のならず?

よく言う「情けは人の為ならず」という言葉があるかと思いますが、上記のシーンや経験を想像すると意味が理解できた気がしてきませんか?

普段から何気なくそのような行動ができている方ももちろんいると思いますし、意識をしたことすらない人もいるかと思います。

 

先に自分の要求を言いたくなる気持ちはとても分かりますが、それは相手の心に響かなければただの独り言に過ぎません。

まずは相手に自分のことを信頼してもらい、自分の話を聴いてもらえる体勢を作ることが大切なのですね。

7つの習慣 で言う「まずは理解に徹し、そして理解される」の状態ですね。

 

仲良くもなく、信頼もできない相手に突然正論で何かやれと言われても「何で自分がそうしないといけないの?」と思いますよね。

これはとても大切なことで「人は正論では動かない」のです。

 

ビジネスとしての先行投資

まずあなたがカフェの経営をしたいと思った場合はどう考えますか?

必然的にお店のテナント料、設備、宣伝広告、人材、その他もろもろの経費がかかるかと思います。

広告費などはもっとも分かりやすいもので、お金を掛ければ掛けるほど知名度が上がりリターンが増えますよね。

 

投資的な考え方

自分が期待できると思うものを信じて、それに先行して賭けることができるかどうかです。

期待できるか、信じられるかは、そのことを知っているからこその自信が持てたりします。

ファンダメンタルズに似ている考え方で、ポジションを取るときと同じ考え方ですね。

将来の展望を、シナリオを描いて、期待ができると信じることができるからこそ投資することができる。

信じられるための根拠はたくさんあるかと思いますが、その要素を一つ一つ積み重ねていくこと、信じられなくなった瞬間に含み損の状態は苦痛を感じさせてしまいますよね。

 

人間に対する投資

物や会社ももちろんですが、もっともなものは人です。

物を作っているのも、会社を経営しているのも働いているのも行き着くところは人間ですね。

けれど不思議なもので、人間に対しての投資は少し及び腰になってしまうのではないでしょうか?

例えば、人材育成にお金を掛けたくないとか・・・。

 

合理的かつ論理的に考えた場合、もっとも身近な人に対する投資は、いつでもはじめられる「自己投資」、「自己研鑽」ですね。

今まで失敗してきたから今度もまた失敗してしまうと思ったり。

やる気にならないと思ったり。

色々感じることもあるかと思います。

 

けれど「何かの行動を起こさなければ、実を結ぶことは絶対にない」のです。

似たような言葉に「言葉にできない」ことは、「考えていないのと同じ」という言葉であったり、思考は現実化するで語られるような、「脳力は使わなければ無いのと同じだ」であったり。

 

金銭面であったり、社会的な失敗であったり、リスクをとるということは「先に損をする」ということですね。

ただ、忘れてはいけないことがあるのならば、「失敗は改善すれば学びや成功につながる」ことであったり、「負ける理由はシンプルにそこで立ち止まってしまう」からですね。

損をすることや失敗は学びや成功につながる貴重な機会」です。

前回も言いましたが、「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」のです。

 

まとめ

プロスペクト理論によると、人は同じだけの得をするよりも、同じだけの損をすることに苦痛を覚える生き物です。

損をする、先行投資をするという考えは精神的には苦しいこともあるかと思います。

ただ、とても重要なことは「自分が損をしたくない気持ち」 が強いと、「自分は得をすることができない」という矛盾した状態になってしまうのですね。

 

人間関係で言えば、まずは無条件で相手の話を聴く、または相手に先行投資をする。

その結果、レバレッジを掛けて自分自身に何倍にもなってかえってくるという考え方ですね。

 

普段は意識をしていなくても、実は無意識のうちに先に損をしていることはあるのではないでしょうか?

受験勉強や資格試験も同様で、先に勉強をするから受かって見返りがある。

勉強をする」リスクが「合格」という結果に結びつき、副次的に「自分の評価やキャリア」につながったりするわけです。

アルバイトや仕事も「人生で一番大切な資本である時間という資本を、金銭に換える」リスクをとっているだけですよね。

 

何かに対して先んじての損があるからこそ、レバレッジを掛けた見返りがあるのではないでしょうか。

投資の「損を必要経費と考える」にも通じますね。

まさに鋼の錬金術師で言う「等価交換の原則」ですね。

 

積極的に「自分から損をする習慣」がある人は最終的に得るものは多いのではないでしょうか?

 

乱文となりましたが現場からは以上です。